本当に必要な保険について【完全保存版】

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こんにちは、LSea(エルシー)です。

今回は人生の中で大きな支出の1つである保険について、最適解を考えていきたいと思います。

ぜひ最後まで読んでいってください。

皆さんは保険について真剣に考えたことありますか?

毎月支払っていくものなので始めるときは、自分にはどの保険が合っているのかちゃんと考えて選ぶと思います。

しかし、時代は変わっていき保険についてのあり方や考え方も大きく変わっていきます。

今ではネット保険や貯蓄型の保険、昔に比べて様々な保険商品が出てきましたよね。

では、今現在入っている保険は自分にとっての最適解でしょうか。

僕は保険の本当の目的は、『確率は低いけど起こった時に損失が大きいものに備えること』だと思います。

例えば、車で人を轢いて死なせてしまったとき、過去の損害賠償額でもっとも大きいものは平成23年の5億843万円です。

こういった時に保険に入っていなかったら、借金まみれで人生終了してしまいます。

では、他の『確率は高いけど損失は小さいこと』を保障する、医療保険や介護保険はどうでしょうか。

実はこういったものは保険の仕組み上、加入者が損をするようになっています。
(みんな保険料をもらって、さらに保険会社が手数料を取るのですから当たり前ですよね。)

じゃあ具体的にどの保険に入ったらいいのか?

結論は、

本当に必要な保険
  1. 火災保険
  2. 対人対物(無制限)の損害保険
  3. 掛け捨ての生命保険
    ※子供(自活できない身内)がいる場合のみ

この3つの民間保険だけで大丈夫です!

他の保険はどうするの!?って不安になる人もいると思いますが、
他の保険は僕たちがもうすでに入っている社会保険で補うことが出来ます。

実は日本の社会保険は海外と比べても最強の保険なんです。

それでは、そんな社会保険の保障内容をサクッと抑えながら保険についての最適解を考えていきましょう。

この記事を読むと
  • 社会保険の要点をさらっと確認できる。
  • 自分にあった保険の最適解が見つかる。
  • 今後も変な保険商品に手を出さなくてすむ。
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保険は数千円〜数万円を毎月支払っていくものなので、それを最適化するだけで貯金や資産形成に回せるお金が増えて、人生がどんどん豊かになりますよ。

社会保険の保障内容とは?【サクッと解説】

突然ですが、社会保険について皆さんはどのくらい知っていますか?

すぐに思い浮かぶのは、病院の医療費が3割負担になるとかですよね。

しかし、日本の社会保険は「最強の保険」と言われるくらい様々なリスクをカバーしてくれているんです!

社会保険がカバーしている7つのリスク
  1. 病気・ケガのリスク
  2. 障害リスク
  3. 死亡リスク
  4. 失業リスク
  5. 老後リスク
  6. 介護リスク
  7. 出産費用のリスク
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では、それぞれ要点を抑えてサクッと解説していきます。

病気・ケガのリスク

これはみなさんも知っていると思いますが、

病院へ行って保険証を見せると原則3割の負担で治療を受けることが出来ます。

しかし、これだけじゃないんです。

実は「高額療養費制度」というものがあって、医療費の自己負担額には上限があるんです。

例えば、毎月の給料が26万円以下の人はどれだけ治療を受けても、医療費の自己負担限度額は月57,600円ですみます。

このくらいだったら貯金で備えたほうが賢いですよね。

これが、がん保険や医療保険に入らなくてもいいと考える理由です。

障害リスク

自分がケガをして働けなくなってしまった場合、障害年金というものがあります。

これはもらえる条件として、ケガをして病院へ行った日から1年6ヶ月経っても働けない場合ですが

もし働けなくなるほどのケガをしたとしても、月10万円以上の障害年金がもらえると考えたら少し副業をするだけでも暮らしていけそうですよね。

※障害年金の受給例が知りたい方はこちら

死亡リスク

自分が死んでしまった場合、もし残された家族に子供がいたら遺族年金というものがもらえます。

これは死んでしまった人が会社員・公務員なのか、自営業者(フリーランス)なのかで貰える金額が変わってきます。

  • 会社員・公務員➝遺族基礎年金+遺族厚生年金
  • 自営業者(フリーランス)➝遺族基礎年金のみ

また、子供の人数が多いほどもらえる金額も増えていきます。

※遺族年金の受給例が知りたい方はこちら

最低でも毎月83,800円はもらえるので、配偶者が不慮の事故で亡くなってしまっても、自分の給料と合わせて子供を育てることは出来そうですよね。

これが、生命保険に入らなくてもいいと考える理由です。

失業リスク

では、会社が倒産したりリストラに合った場合どうなるのでしょう。

その時は雇用保険の失業手当というものがもらえます。

これをもらう条件は、1年以上働いた人(雇用保険に1年以上入っている人)です。

仕事を辞めてハローワークで手続きをするともらえるようになります。

失業手当をもらうために、最初に説明会に参加したり、月に1〜2回ハローワークに職業相談に行ったりという面倒な点はありますが、働かなくてもお金が入るというのはありがたいものです。

貰える合計金額は働いた年数が1年、10年、20年という区切りで増えていきます。

※失業手当の受給金額の計算式を知りたい方はこちら

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実は僕もお世話になりました。僕の例を紹介すると、2年働いた会社で年収300万円以下の場合、全部で447,750円もらうことが出来ました。

雇用保険はその他に、

もし仕事をやめてからすぐに次の会社に就職できた場合、失業手当を貰う代わりに少し金額は少なくなるのですが再就職手当というものをもらうことが出来ます。

また、育児や介護のために休業した場合にもらえる、育児・介護休業給付金というものもあります。

老後リスク

老後リスクは退職後にもらえる国民年金と厚生年金でカバーされています。

  • 国民年金➝満額納めた場合、年間約78万円もらうことが出来ます。
  • 厚生年金➝「勤続年数×平均年収×0.005481」という計算式で貰える金額が決まります。
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国民年金は大学生の間など、免除期間の分を納めていなければ少なくなりますが、追納をするのではなく、その数十万円のお金をインデックス投資に回したほうが将来の資産は増えると思います。

介護リスク

もし将来介護が必要になったら介護保険(40歳〜64歳の人が納めるもの)があります。

要介護状態になって介護サービスを利用した時に、その費用の自己負担が原則1割ですみます。

出産費用のリスク

出産する際は3種類のお金がもらえます。

出産育児一時金

出産時には40万〜42万円が支給されます。

平均的な出産にかかる費用は50万円前後なので、差額の10万円程度の負担ですむわけです。

出産手当金

出産のために仕事を休んだ場合、会社から給料はもらえませんが

産前42日+産後56日目までの約100日の間、給料の3分の2程度のお金が支給されます。

※詳しい計算方法はこちら

育児休業給付金

失業リスクのところでチラっと紹介しましたが、雇用保険で貰えるお金です。

1歳未満の子供のために育児休業を取った場合、育休開始〜180までは給料の67%、181日目以降は給料の50%のお金が支給されます。

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以上、このように社会保険は様々なリスクに対応しているんです。

知らない内容もたくさんあったのではないでしょうか?

社会保険の要点だけでも知っていれば、余計な保険に入らなくてすみますよね。

この章は『お金の大学』という本を参考にしてますので、お金についてより勉強したい方はぜひ読んみてください。

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貯蓄型保険はおすすめ!?【デメリットも知っておこう】

「最終的に元本割れしない」「銀行金利より金利が良い」という謳い文句で、保険のセールスマンが勧めてくるのがこの貯蓄型保険です。

はっきり言います、実はこの保険の正体は「たいしてお金が増えない、手数料の高いボッタクリ投資信託」と「手数料が高く、保障の薄い保険」です。

その内容を知った上で、これからもその保険に入り続けるか判断しましょう。

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保険のセールスマンは保険の正体がわからないように、上手な言い回しで保険商品を売ってきます。保険などの大きい出費はしっかりその正体を理解してから入りましょうね。

ではなぜ貯蓄型保険が①ボッタクリ投資信託保障の薄い保険なのか解説していきます。

①ボッタクリ投資信託

理由の1つ目は、🌀20年でやっと元本に戻るとか🌀105%になったなどという商品がザラにあるからです。

日本政府は毎年2%のインフレを目指しているので、これではインフレ負けてしまいます。

※「インフレ」とは「インフレーション」を略した言葉で、商品の値段(物価)が上昇傾向になることを指します。 インフレでは、ある商品を購入するためにより多くのお金が必要となるため、「商品の価値」が上がり「お金の価値」が下がる状態と理解できます。

理由の2つ目は、保険のパンフレットに書いてある「積立利率」とか「予定利率」はまやかしであるからです。

例えば、積立利率2.5%と書かれている場合、「金利が2.5%最低保証ってすごい!」と勘違いしてしまいますが、積立てた保険料の全てが2.5%で運用に回っているわけではありません

積立利率2.5%と書いてある場合、だいたい保険料のうち1/5から1/6が運用に回っているケースが多いです。

つまり、実質的に「0.4%や0.5%くらい」で運用されていることになるんです。

これだったら毎月払っている保険料を、つみたてNISAでインデックスファンドに投資したほうが平均利益率5〜7%で運用することが出来ます。

そして、こういった保険は手数料も非常に割高です。

②保障の薄い保険

🌀貯蓄型保険は、保険の部分についても、掛け金に対して保障が薄い保険が多いです。

例えば、毎月3万円ほどの掛け金でも1,000万円の死亡保障しかつかないなんてこともザラにあります。

貯蓄型保険は解約すべき?

基本的に、あと数年で保険の返戻金が100%以上になる人以外は解約することをおすすめします。

貯蓄型保険を解約し最適化することで、長い目で見れば

✅もとの状態よりも、保障を充実させたうえで
✅もとの状態よりも、お金も増やせる

こういう状態を作れる可能性が高いです。

「貯蓄型保険」をやめて、「掛け捨て保険+正しい投資」に転換していきましょう。

保険は保険、投資は投資、貯蓄は貯蓄、まぜるな危険です。

おすすめの保険会社【失敗しない保険の選び方】

記事の冒頭で本当に必要な保険は以下の3つだと説明しました。

本当に必要な保険
  1. 火災保険
  2. 対人対物(無制限)の損害保険
  3. 掛け捨ての生命保険
    ※子供(自活できない身内)がいる場合のみ

しかし、具体的にどの保険会社に入ればいいのでしょうか。

基本的に、ネット保険で探したほうがいいです。

ネット保険は、普通の保険会社に比べて営業などの人の労力がない分、保険料が安く保障も充実しているものが多いです。

では、上で上げた3つの保険について具体的におすすめの保険会社を紹介します。

火災保険でおすすめの保険会社

火災保険は賃貸の場合と持ち家の場合の2つに分かれます

賃貸の場合

持ち家の場合

  • 火災保険bang」で一括見積もりして自分の家に一番あったものを選びましょう。

対人対物(無制限)の損害保険でおすすめの保険会社

  • その時によって変わるので、「保険スクエアbang」で一括見積もりして選びましょう。

ちなみに車両保険は入らないほうがいいです。

理由としては、保険料が倍以上になる上、貯蓄で賄ったほうが効率がいいためです。
(ちょっとの傷程度の時に、保険を使わないほうが保険料が高くならなくてすむから保険が使えない、といったことが起こります。)

掛け捨ての生命保険でおすすめの保険会社

  • 価格.com保険」で保障金額が2,000万円で月々2,000円くらいのものを選ぶといいです。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

社会保険の要点を抑えて、本当に必要な保険だけに入れば、毎月の資金に余裕ができて人生がより豊かになります。

月額5,000円以上保険代に払ってたら高いと思ったほうがいいです。

割高な保険料を払ってたら生活は一向に楽になりません。

知っていれば得をする、知らないと損、知らないから不安を煽られる、そういう事ってたくさんあります。

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正しい保険の知識をつけて、賢く資産形成していきましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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